ラコン・パクムに属し、ラマヤナシリーズの一部を成す。マンティリの娘デウィ・シントがアヨディヨ国ヘ妃として移り住んだ後、ロモの父、プラブ・ドソロトは彼を王にするつもりだった。 しかしながらこのドソロトの意向は第三王妃デウィ・ケカイに妨げられた。ドソロトはかつてデウィ・ケカイの二つの願いを聞き入れる約束をしたことを思い出させられた。 ケカイの願いとは即ち彼女の息子バラタを王にするというものだった。二つ目はロモウィジョヨをアヨディヨ国から追放し、12年の間ダンドコの森で世捨て人として暮らさなければならないというものだった。ロモとシントは義理の弟ラクスマナに随行され出発した。 心ならずもドソロトはその要求を満たすことをよぎなくされた。皇太子としてのロモウィジョヨの地位が剥奪され、その妻と共に追放された後、アヨディオ王はおおいに後悔し、そのためこの世を去った。バラタは父に代わって王位に就くことを望まず、ダンドコの森のロモとラクスマナを追った。 出会った後、ロモはハスト・ブロトの教訓を与えて、バロトに王となるよう勧めた。 このラコンはポピュラーである。 |
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