ラマヤナ演目群の一部を成す。このラコンでは、グナワン・ウィビソノとクムボカルノが、デウシ・シント誘拐が過ちであったと、彼らの長兄プラブ・ドソムコに諭させるための努力が物語られる。二人はプラブ・ドソムコがロモウィジョヨに無事シントを返還するように求めた。 この提議は良好に受け取られなかった。しかも、ドソムコを怒らせた。グナワン・ウィビソノは追放され、クムボカルノは荒々しい性格故すぐに帰り、眠った。 アルンコの軍勢が敵に当たって不利になった時、プラブ・ドソムコはクムボカルノを起こすため、インドラジトを遣わした。目覚め、伺候した後、ドソムコは弟を食べることと眠ること以外の事を知らない奴だと罵った。心を傷つけられた故、クムボカルノはかつて食べた全ての食物を新鮮で痛まない状態のまま吐き出した。その後彼は純白の着衣を身に付け、戦場へ出立した。 クムボカルノは最後にラクスマナと対峙した。その武将は超能力の矢ナロチョボロを使用した。最初にクムボカルノの両腕が、その後両足が狙われた。クムボカルノの腕と脚が切り落とされた後、アノマンが猿の兵を率いてクンボカルノを総攻撃した。 クムボカルノはその身体を切り刻まれて戦死した。彼は敵の攻撃で自国のために殉じ、戦死した。 このラコンはわりと著名である。 |
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