時によりAnggada Balik(アンゴドの帰還)とも呼ばれラコン・パクムで、ラマヤナシリーズの一部を成す。ロモウィジョヨに味方する猿の軍隊とアルンコ王国のラクササ軍との戦争勃発を目前にして、ロモウィジョヨはプラブ・ドソムコに最後通告を届けるため、アンゴドを派遣した。 アンゴドと会見したときアルンコ国王プラブ・ドソムコは、彼にこう言って煽動した。アンゴドは実は彼の甥であり、アンゴドの父、ルシ・スバリの死はロモの仕業であると。この煽動をうけてアンゴドはただちに帰ってロモを攻撃した。幸いにもグナワン・ウィビソノとアノマンがアンゴドを正気に返らせることに成功した。 アンゴドはかくてアルンコに戻り、ロモとラクスマナがすでに倒されたとの偽の知らせを伝えた。プラブ・ドソムコがその良き知らせを聞いて大喜びしている間に、アンゴドは彼を襲い、アルンコ王の王冠を奪うことに成功し、逃走した。アルンコの兵の捕縛の努力も無益に終わった。 アルンコの王冠はロモウィジョヨに献上されたが、ロモはあとでスグリウォに譲った。 このラコンはわりとポピュラーである。 |
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