ラコン・チャランガンに属し、デウィ・アングライニに対するアルジュノの想いを描く*。アルジュノの想いはバトロ・コモジョヨの知るところとなり、神は到来し、デウィ・アングライニと容姿も立ち振る舞いもそっくりな女性がヨソロトの苦行所にいることを告げた。その名はデウィ・ウルピまたパルピという、ブガワン・カンワの子であった。 オントセノを負かし得た者は誰であれデウィ・ウルピの夫となる資格を得るという。 デウィ・ウルピのサユムボロが開催されるとの知らせを聞き、アスティノ王国のドゥルソソノ、トゥングル・マラヤ国のデウォスラニらがデウィ・ウルピへの求婚者として名乗り出た。ドゥルソソノとジョヨドロトがオントセノとの戦いに向ったが、オントセノの超能力に、やすやすと投げつけられてしまった。デウォスラニもまた同じ運命であった。 最後にアルジュノが到着し、サユムボロに勝利して、デウィ・ウルピと結婚する資格を得た。 このラコンはわりと著名で、しばしば上演される。 *Mahabarata 40.パルグナ・パルグナディ参照 |
![]() |