時折、クレスノ・プジョンゴ(KresnaPujangga, pujangga=詩人、文学者:
クレスノの詩(うた)といったところか?)と称される。このワヤンのラコンはラコン・パクムに属すが、マハバラタの物語と一致しない。 レサンプロ王国のプラブ・スティヤジトの娘、デウィ・スティヨボモを娶りたいと願う者たちの中に、ブガワン・ドゥルノとプラブ・コロクレスノの二人がいた。サン・デウィの求婚者たちには、一つの条件が課せられていた。デウィ・スティヨボモの弟、超能力のスティアキを敗らねばならないのだ。ドゥルノはコラワの後ろ盾を得て、ドゥルノの代理としてドゥルソソノがその超能力(のスティアキ)と闘った。ドゥルソソノは敗れ、それどころか助けに入ったコラワの他の者たちもことごとく敗れた。 ドゥルソソノとコラワ、また他の王たちが敗れた後、アルジュノが到着しサユムボロの闘技場に入った。アルジュノはきっぱりと勝利した。とはいえ、デウィ・スティイボモはアルジュノの勝利を認めようとしなかった。そのパンダワの武将はラサ・スジャティ(Rasa sejati)またスジャティニン・ロソ(Sejatiningrasa)[真正なる感性?]の謎を解くことができないでいたから。アルジュノはその謎を前にして困り果て、時間をもらうことにした。 この時、セウィ・スティヨボモはドゥウォロラティ王国のパティ・コロウルシに拉致され、プラブ・コロクレスノの前に連れられた。 その時、アルジュノとノロヨノが到来し、デウィ・スティヨボモを解放した。パティ・コロウルシとプラブ・コロクレスノは敗れた。ノロヨノはまたスティヨボモの謎掛けにも答え、かくて彼がデウィ・スティヨボモの夫となった。 このラコンはしばしば上演される。 |
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