ビモがまだ「えな」の中にあった頃、プラブ・パンドゥはプラブ・バスデウォの招待を受け、息子の誕生を待つ聖王のいるマンドゥラを訪れた。パンドゥはマンドゥラに到着するや否や妻の様子を見て緊張しているバスデウォに会った。プラブ・パンドゥは神の元へ赴き、二人の普通でない王子が誕生するであろう事を知らされた。 白い色(ブレ)の兄はノゴ・バスキの化身であり、黒い色の(クレスノ)弟はバトロ・ウィスヌの化身である。バトロ・ウィスヌの身体はバスデウォの息子に入り、一方その魂はパンドゥの第三子アルジュノとなった。ウィスヌの妻デウィ・スリの身体と魂はその夫と離れる事無く、魂はマンドゥロに降り、スムボドロの名を持つ赤子に化身した。アルジュノの妻の一人として。身体はマンゴドに降り、後の日にクレスノの妻となるジュムボワティの体内に入った。 ニ・サゴピはバスデウォに、妃たちが出産を終え、バトロ・ナロドによってコクロソノとノロヨノの名が与えられたと報告した。 ゲゲ(gege)の水で沐浴された後、二人の赤子の身体は成人のそれとなった。突如、マンドゥロはアウォンゴのプラブ・カルノ・ルドラグソとその息子コロ・カルノ、そして弟のスラティモントロという敵の攻撃を受けた。 コクロソノとノロヨノの超能力で、ラクササ・カルノ・ルドラグソと彼に従う者たちは粉砕された。 このラコンは、チャランガンに属し、わりと著名で、しばしば演題に昇る。 |
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