アスティナプラ王パンドゥの妃デウィ・クンティは第三子を産んだ。この時、天界には騒動が持ち上がっていた。同じ頃プラブ・バスデウォの妃デウィ・マエラも息子を産んだ。かくてバトロ・ウィスヌはバトロ・グルにより、プラブ・パンドゥの第三子、ならびにデウィ・マエラの息子に入魂するようにとの命を受けた。一方、パンドゥ、アビヨソ、アムビキそしてアムバヒニはクンティの出産に立ち会っていた。突如バトロ・ナロドとビダダリの一行が来迎し、クンティの身体に輝く光が入った。 輝くばかりに美しい容貌の赤子が誕生した時、バトロ・インドロが来迎し、赤子を自らの子として取り上げ、パマディ(パマデ)、アルジュノまたインドロタノヨと名付けた。そして、キヤイ・ブラマストロの矢を贈った。 アスティノ国がラクササ、アンドロワリコ率いるスロウォンティプロの攻撃を受けた。アビヨソの命により、パマディがパティ・ゴンドモノの助けを受け、敵にあたり、ついにはアルドワリコはアルジュノの手によりたおれた。彼の死への報復は後のバラタユダにおいて影を落とす事となる。 このラコンはラコン・パクムに入り、しばしば上演される。 |
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