パンドゥ・デウォノトはンロソモを敗ることでマドリムを、またマンドゥロのサユムボロ(婿取りの儀)でクンティを得、妻にすることができた。一方でデウィ・クンティは男子を欲する心が燃え上がり、以前耳からカルノを誕生させた時と同様の方法で妊娠し、産みたいと望んだ。 クンティの望みはバトロ・グルに承認され、クンティの息子は頭のてっぺんから産まれることを定められた。バトロ・ナロドとサン・ヒャン・ダルモがその赤子の誕生の証人となり、かくしてルシ・ビスモもまたアスティノへ向った。 神々とビダダリたちがアスティノの宮殿に来迎し、クンティは頭の頂きから男子を誕生させた。サン・ヒャン・ダルモが赤子を取り上げ、かくしてその赤子はダルモプトロ(ダルモウォンソ=ダルモの後裔)と名付けられた。ナロドはサン・ヒャン・ウェナンの命により、その赤子にプントデウォの名を与えた。(神よりの)贈り物として彼はカリモソドの護符とマニク・ロジョトウォまたはキヤイ・ブルムバンの指輪を受けた。このラコンはラコン・パクムに属するが、あまり著名でない。 |
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