6.Arujunasasura Jumeneng Nata
(Arujunasasura menjadi Raja)

アルジュノソスロの即位

 ラコン・パクムに属する。このラコンはアルジュノソスロが聞いた知らせについて物語られる。それは、マガダ国にプラブ・チトロダルモの娘で、デウィ・チトロワティの名を持つ美しい娘がいるとのことだった。多くの王たちが求婚したが、その美しい娘はいまだ返答を与えていないとのことだった。
 プラブ・アルジュノソスロはかくて、召し抱えたばかりのバンバン・スマントリをその娘への求婚の使者として使わした。その成功の故、バンバン・スマントリは大臣の地位を与えられ、パティ・スウォンドの称号が与えられた。デウィ・チトロワティは、スマントリが、これも求婚者である、プラブ・ダルモワセソとラクササ・ジョンギルパクソを殺すことができたなら、その求婚の申込に応えるといった。
 スマントリはロモ・バルガウォの恩恵と援助によって二人の王を殺すことができた。デウィ・チトロワティがアルジュノソスロに身を委ねる前に、スマントリはその王、アルジュノソスロバフに挑戦した。一騎打ちが起こった。スマントリは敗れた。
 罰としてスマントリは大臣の職を解かれた。そして、スリウェダリの花園をマガダからマエスパティに移すことができたなら再び仕えることを許されるということとなった*(別のヴァージョンによれば、タマン・スリウェダリはカヤンガン・ウントロスゴロからマエスパティに移される。マガダではない)。 スマントリの弟スコスロノの手助けによって、タマン・スリウェダリはマエスパティ王国に移された。しかし、スコスロノは花園に留まっていた。スマントリは彼の弟が花園に留まることを快く思わず、ついには故意ではなかったが、彼を殺してしまった。
 このわりと有名なラコンは、またSumantri Ngeger(スマントリの仕官)とも呼ばれる。

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