5.Arujuna Sasurabahu Krama
(Arujuna Sasurabahu Kawin)

アルジュノソスロバフの結婚

 このラコン・パクムはまたArujunawijaya Tapa Salebeting Guwa Ringin Petakとも呼ばれ、アルジュノウィジョヨ(サスロバフ)即ち、マエスパティの王に即位する以前のアルジュノソスロバフの結婚が物語られる。このラコンの粗筋において、プラブ・ドソムコが地上の100人のプンデタ(僧侶)を殺し首を切る所行が語られる。その実行の為に、彼はヤクソムコの名を持つ超能力のラクササ(羅刹)を派遣する。ギリルトノの苦行所のブガワン・ジュマンテンを殺害しようとした時、ヤクソムコの行為は、聖ブガワンの息子バンバン・クルタナディによって妨げられる。ヤクソムコは敗れ、逃走するが、バンバン・カルタナデシに追跡される。その逃走の最中、アルンコのラクササはアルジュノウィジョヨと出会い、かくて庇護を求めた。
 バンバン・カルタナディが追いついた時、アルジュノウィジョヨはヤクソムコを殺そうとするバンバン・カルタナディを妨害した。彼らは戦った。バンバン・カルタナディが服従するまで。ヤクソムコとバンバン・カルタナディはかくてアルジュノソスロに共に仕えることとなった。
 彼ら二人もまた従って、アルジュノウィジョヨはデウィ・チトロラングニに求婚するためにトゥンジュンプロへ行った。全ての条件を満たし得た後、アルジュノウィジョヨはデウィ・チトロラングニと結婚し、かくてマエスパティ王国へ帰還した。
 バンバン・カルタナディはアルジュノウィジョヨに臣従し続けたが、ヤクソムコはバンバン・カルタナディが未だ脅威なのでアルンコへ帰国した。アルンコにあきらかに至った後、ヤクソムコは、要請された仕事を成し遂げることに失敗した故にドソムコに殺された。

>Back to Index

>Back to Category



Nhpon Wayang Kyokai Home Page