ラコン・パクムに属し、このラコンはアルンコ国王プラブ・ラウォノの業欲を心配する、ロコポロ国王プラブ・ドノロジョが語られる。それゆえ、ドノパティ(ドノロジョ)はラウォノに対する忠告の手記を突然届けさせるためゴムコを使者に送った。 ラウォノはドノパティの手紙を読み、激怒し、ゴムコは彼によって殺された。かくてただちにロコポロ攻撃の軍が組織された。 アルンコとロコポロ双方の軍に戦闘が生じた。ラウォノはドノパティと一騎打ちとなり、双方の超能力は拮抗した。とはいえ、戦いが終わる前に、神がドノパティに死を招いた。caturlokapala(地上を治める四人の神=四天王)を成員として位をあたえるために。それ故、ラウォノは神に抗議し、ドノパティを蘇生させるよう乞うた。バトロ・グルは同意せず、かわりにラウォノに長寿を恵んだ。 ラウォノが再びカヤンガン(天界)から帰った時、かれはウィドワティと出会った。ラウォノは恋に落ちたが、拒まれ、ウィドワティは火に入って自殺してしまったので、ラウォノは愛欲に身を焦がした。 |
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